普段生活していて、自分の姿勢が悪い、猫背だと思ったことはありませんか?
姿勢のいい人を見ていると格好よく見えますし、姿勢のいい人と猫背の人出は見た目の印象も変わります。
また、猫背は二の腕やお腹など、体のたるみにも影響します。
猫背を改善すればダイエットにも繋がりますので、猫背の原因や改善方法を確認していきましょう。
猫背かどうかチェック
まずは自分が猫背かどうか確認してみましょう。
猫背かどうかは、壁に沿って立つだけでチェックできます。
壁に背を向けて立ち、壁に頭、背中、お尻、かかとをつけましょう。
この時、立ちにくく感じたり、頭は背中を壁から離した方が楽だと感じるようなら、猫背の可能性が高いと言えるでしょう。
猫背の原因
猫背になる原因として多いのが、普段の生活中の姿勢によるものです。
例えばデスクワークでパソコンを使ったり、スマホを利用したり、前かがみになって画面を覗き込むようなことはありませんか。
背筋を伸ばして姿勢を良くしていれば腹筋や背筋が使われますが、前かがみのの状態だと腹筋や背筋が使われません。
そのため、前かがみの姿勢が長時間続く生活をしていると、腹筋や背筋が衰えて姿勢が維持できなくなり、猫背になってしまいます。
二の腕太り
猫背だと、前かがみになって肩が前に出てしまい、腕が垂れ下がっている状態になります。
その状態だと腕が十分に動かないため、腕の筋肉が衰えやすくなります。
さらに腕が十分に動かない状態だと、トレーニングを行っても効果が出にくくなることもあります。
そのため、二の腕を引き締めたい人はまず猫背かどうかをチェックするとよいでしょう、
お腹太り
猫背の姿勢だと、お腹の筋肉が使われないので衰えやすく、お腹周りの脂肪がつきやすくなってしまいます。
さらに、お腹の筋肉が衰えると、内臓を支えることができなくなり、内臓の位置が下がってしまいます。
すると、脂肪がつくこととは別に、内臓が下がったことで下腹が出てしまってお腹が太っているように見える可能性があります。
他の部分は痩せているのに下腹だけ太っているように見える場合は、猫背のせいで内臓が下がっている可能性が考えられます。
猫背を直す方法
猫背を直すためには、背中とお腹の筋肉を鍛えるための筋トレ、筋肉に刺激を与えて柔らかくなるストレッチ、猫背にならないように生活習慣の改善、などが必要になります。
筋トレ
腹筋と背筋を鍛えられる筋トレは色々な種類がありますが、ここでは背筋を鍛える簡単な筋トレをご紹介します。
1.つま先を立て、うつ伏せに寝ます。
2.両手を肩の横あたりに置きます。
3.両手で上体を起こします。この時、腰は上げないようにして背中を反らすように起こしていきます。
4.上体を起こせるところまで起こしたら、その体勢を10秒キープします。
5.ゆっくり状態を下げて元の体勢に戻ります。
これを5~10回繰り返しましょう。
ストレッチ
背中を伸ばすストレッチをすることで、猫背になって前かがみになった背中を改善することができます。
ここではタオルを使ったストレッチをご紹介します。
1.バスタオルを2枚重ねて、筒のように丸めます。なければ枕などでもよいでしょう。
2.丸めたタオルを床に置き、その上に仰向けに寝ます。
3.タオルが背中と腰の間にくるように位置を合わせます。
4.その状態で力を抜いてリラックスします。
腰と背中が伸びているのを意識して、1~5分程度続けましょう。
生活習慣
筋トレやストレッチで一時的に改善したとしても、猫背になる原因を取り除かないと根本的な解決になりません。
猫背になる原因は、デスクワークやスマホの利用中に前かがみになり、その姿勢を長時間続けてしまうことが主な原因の一つです。
つまり、その間前かがみにならないように心がければ猫背の改善に効果が期待できます。
まず、デスクワーク中は背もたれに背中をつけないように、できるだけ背筋を伸ばすようにして座ります。
どうしても背もたれにもたれてしまう人は、背中と背もたれの間に丸めたタオルやペットボトルなどを挟んで落とさないように意識することで、自然に正しい姿勢になります。
慣れないうちは長時間姿勢を維持することが難しいかもしれませんので、肩や腰がつらくなったら休憩を挟むようにしましょう。
また、スマホを利用する時は前かがみになって画面を覗き込むように見ないようにしましょう。
背筋を伸ばしたままスマホを操作するようにして、できれば目線も下げないように目の高さで操作するのがよいでしょう。
猫背を直す方法!【まとめ】
猫背の原因は、普段の生活での姿勢の悪さであることがほとんどです。
それを筋トレやストレッチで矯正し、日頃の姿勢を猫背にならないよう意識すれば十分改善が見込めるでしょう。
猫背を改善できれば、見た目も良くなりますしダイエット効果もありますので、猫背だと思う人は改善を心がけましょう。