髪のダメージケアにも色々ありますが、ヘアオイルを使用したことはありますか。
そして、使用した人の中に「髪がべたべたする」「使ってもあまり効果が感じられなかった」と感じた人はいませんでしょうか。
ヘアオイルは、正しく使えば髪をダメージから守ったり、髪を美しく見せる効果がありますが、使い方を間違うと十分な効果が得られず、べたべたするだけになってしまうこともあります。
そこで、ヘアオイルの正しい使い方を確認してヘアオイルの効果を十分に理解していきましょう。
ヘアオイルの効果
まずはヘアオイルにはどのような効果があるのかを確認していきましょう。
保湿効果
髪の毛に水分が不足すると、パサつきの原因となり、さらに枝毛や切れ毛にも繋がります。
ヘアオイルには、髪に潤いを与えて乾燥を防ぐ保湿効果があるため、髪のパサつきを抑えることができます
ダメージから髪を守る
洗髪後にドライヤーで髪を乾かす際、ドライヤーの熱が髪のダメージになります。
ヘアオイルで髪をコーティングすることで、その熱のダメージを防ぎ、さらに保湿効果で乾燥や摩擦からも守ってくれます。
髪を美しく見せる
髪にツヤがあると美しく見えるものですが、ヘアオイルを使うことで髪にツヤを出すことができます。
また、保湿効果により髪がまとまりやすくなるため、ヘアセットがしやすくなるという効果も期待できます。
ヘアオイルの正しい使い方
では、ヘアオイルはどのように使えば効果を発揮できるのかを確認していきましょう。
ヘアオイルをつける量
ヘアオイルは、つける量が足りないと効果が薄くなりますし、つけすぎるとべたべたになってしまいます。
そこで、ヘアオイルをつける適切な量ですが、商品によっては使い方が記載されているものをあります。
その場合はその記載に従って使うのが一番ですが、一般的には、
ショートヘア:1~2滴
セミロング:2~3滴
ロングヘア:3~4滴
が適量となります。
ヘアオイルをつける場所
ヘアオイルをつける時は、髪の内側から馴染ませていきましょう。
外側につけていくと、髪がべたついてしまう可能性があります。
また、髪の根本ではなく、髪の長さの半分くらいから毛先にかけてつけていくようにしましょう。
ヘアオイルをつけるタイミング
ヘアオイルの保湿効果のために、お風呂上りの髪を乾かす前につけるようにしましょう。
また、髪のダメージを守ったり、パサつきを抑えるために外出する時のヘアセットの前につけるのも効果的です。
ヘアオイルの間違った使い方
ヘアオイルは、髪をダメージから守ってくれたり、髪にツヤや潤いを与えてくるものですが、使い方を間違うと十分な効果を実感できません。
間違った使い方も確認していきましょう。
つけ過ぎない
ヘアオイルをたくさんつけた方が効果があるという気がするかもしれませんが、つけ過ぎは髪がべたつく原因となります。
商品によって違いますが、一般的な適量は髪の長さに合わせて1~4滴です。
適量を指や手のひらに伸ばして、髪に馴染ませるようにしましょう。
髪の根元までつけない
ヘアケアのためにオイルを使うので髪全体につけたくなりますが、つける場所は根元にはつけず、髪の半分くらいから毛先までにしましょう。
全体につけると髪がべたついてしまう恐れがあります。
髪をとかしてからつける
髪をとかしてからつけないと、髪全体に馴染まずムラができたり、表面だけについたりしてしまいます。
髪はちゃんととかしてから、髪の内側から全体に馴染ませるようにつけていきましょう。
ヘアオイルを使う手順
ヘアオイルを使う方法と手順としてまとめると、
1.洗髪後、髪をタオルドライする。
2.ヘアオイルを適量手に取って、手のひらや指に馴染ませる。
3.ヘアオイルを髪の半分から毛先にかけて馴染ませる。
4.ドライヤーで髪を乾かす。
となります。
ヘアオイルのその他の使い方
ヘアオイルは、乾燥や紫外線から髪を守ってくれる効果があります。
そのため、外出前に髪をセットする時に使用すれば髪を保湿しダメージを防ぐことができます。
また、保湿効果を活かすため、洗髪時に使うという方法もあります。
シャンプーやトリートメントには保湿効果はあまりないため、ヘアオイルを数滴混ぜて使うことで保湿効果を高めることができます。
ヘアオイルの正しい使い方!【まとめ】
ヘアオイルは、ダメージ予防や保湿効果に優れたヘアケア用品です。
しかし、使い方を間違えると効果が感じられず、ただ髪がべたつくだけ、ということにもなってしまいます。
正しい使い方で利用して、美しい髪を手に入れましょう。